感想

【Netflix】LIGHT HOUSEを見た。悩んでいる人におすすめ。

灯台

Netflixで配信されているLIGHT HOUSEという番組を見ました。
面白かったので、ご紹介します。

こんな人におすすめ:星野源のファン、オードリー若林のファン、なんとなく不安がある人
全部見るのにかかる時間:207分(#1~#6)

ざっくりとした内容

出演者はミュージシャンや俳優、文筆家として活躍している星野源と、お笑いコンビ「オードリー」のツッコミである若林正恭の2名。プロデューサーは有名な演出家である佐久間宣行が務める。
いまやトップクラスの売れっ子となった星野と若林が下積み時代から現在まで抱えている様々な悩みをテーマに語り合う。

気に入ったポイント

私はもともと星野源の作る楽曲のファンなので、星野源が対話をするということに興味がわいた。
いろいろなところで公言されているが、星野源も若林も俗にいう「陰キャ」である。
今はスターになったそんな二人が抱える悩みは、「一般人の陰キャ」である私にも共感できる内容が多く、その悩みに対する向き合い方は参考になった。

対話の中で、二人がドッキリ番組を見ないという話をしていた。若林曰く、ドッキリをかけられる人がかわいそうになる。星野曰く、ドッキリをかけられる人にすべてを押し付けているように感じる。
まさに、私も同じことを感じていたのでとても共感した。個人的な印象として、昨今のエンタメは誰かを下げる、けなすことで他の人が楽しむ構図が多いように思う。
このような構図を楽しむことができるのは、人を笑う立場に立てるものだけで、自分が笑われる立場になると不安を感じるものにとっては、全く笑い事ではない。
若林は人を下げない笑いを作っていきたいと話していた。現在のトレンドには合わないかもしれないが、そんな笑いが増えてくれれば私の楽しみが増えるので嬉しい。

この番組では、各エピソードで話した内容をもとに星野源がオリジナルの曲を作っている。
どれも哀愁があり、闇を抱えつつも光に向かっているような気持になれる曲だと思う。
多くの人に(特に星野源ファンには)聞いてもらいたいと思う。