タイトル:THE TEAM 5つの法則
著者 :麻野耕司
2109年4月5日初版発行
大まかな内容
本書では「チーム」を共通の目的を持つ集団として定義している。目的のない集団は「グループ」と呼ぶ。
本書は、以下5つの章で構成されている。
①Aim(目標設定)
「チーム」として動くためには、適切な目標設定が重要となる。
一概に目標を達成したかどうかだけでは、チームの良しあしは見えず、それ以上に適切な目標を設定できるチームがいいチームである。
②Boarding(人員選定)
人選びに絶対解はない、チームによって最適解がある
自分のチームのタイプを把握することが大切。
③Communication(意思疎通)
組織のタイプによって効果的なルールが異なる。
コミュニケーションは互いを理解すること。
自分が相手を理解することから始める。
相手を理解することで、あいてから理解される。
④Decision(意思決定)
「独裁」と「多数決」と「合議」
それぞれ一長一短であり、「メンバーの納得感の得やすさ」「決定のスピード」でよいものを判断。
⑤Engagement(共感想像)
全てのチームメンバーはモチベーションに左右される。
チームのどこにメンバーを共感させるのか。
感想
現在の自分にはあまり有益な情報ではないように思った。
本書の内容は、チームを作る裁量を持つ人や、組織をある程度コントロールすることができる人に向けたものだと感じた。私は会社でチームを作る立場にないためあまり実際的な内容だと思わなかった。
全体的に、色々な方法が考えられるが絶対の回答はなく、場合によって最適なものを選択するべきである、という印象を持った。
個人的には、当たり前のことだと思う。
今の私には、本書を読む意味を見出すことが出来なかった。
組織を動かす立場の人が読むと有益なのかもしれないが、、、